マスターシェフ
Last-modified: 2016-09-22 (木) 01:29:50
マスターシェフ【ますたーしぇふ】 

- 英雄才能の一つ、及びその元となったシェフ。「キッチンの英雄」の渾名を持つ。2014年1月22日実装。
彼の才能を選択することで「料理」「調合」「戦闘」の3つの才能で2倍ボーナスを得ることができ、これら3つがマスターになると隠し才能「マスターシェフ」のタイトルを得られる。
NPCとしての初出はイベントフィールド「恋咲島」。
- 見た目は恰幅の良いおじさん。他の3人の英雄同様ログイン画面にも登場している。
その画像ではケイティン(と思われる少女)のケーキづくりをニコニコしながら見守っている様子が描かれており、彼の人の良さが伺える。
- ちなみに画面サイズによっては顔が見切れることがあり、そのことで時たまネタにされる。
- 他の三人のようなバックグラウンドは特に設定されていないようだ。哀れ。
- 恐らく名前すら設定されていない。流石にマスターシェフがそのまま本名なんて事もないだろうし。
- 一応ロナパンラジオで「よしお」なる公式名(?)を授かっている
- 彼の料理道具である「クレーバーナイフ」はイベントで入手可能であった。正確には彼の料理道具を模してマーリンに設計・制作してもらったものだという。
- 実は人間以外で(戦闘の用に供するという意味では)モーションが二刀流になる初の武器。二刀流になる楽器としては小太鼓があったものの、音楽?スキルによってのみ戦闘に利用でき、アタックやスマッシュを中心にした「武器」としては残念ながらその用を為さない。
- ソードアート・オンライン×マビノギタイアップで入手することが出来た、黒の剣士キリトの「エリュシデータ」と「ダークリパルサー」は、原作同様に背中に背負うことが出来た。
これを二刀流で装備することが出来たのは人間のみであったため、エルフとジャイアントは1本だけ背中に背負うという非常に不本意なことになってしまったが、クレーバーナイフのように、両手武器として「種族に関係なく二刀流」にすればよかったのではなかったのか、という声もちらほら聞かれた。
- 恋咲島では屋台の近くに立っている。
イメージ通りの人のよいおじさんで、良い食材のあるところにはどこにでも向かうと語る。
その食材探しはどうやら空振りに終わったようだが、屋台の料理には概ね満足している様子。
- 公式には言及されていないが、背格好からジャイアントであると思われる。
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| | The Drama IRIA2 ネタバレ
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バレるネタもないポジションとして登場。
第一話 
- お腹を空かせた少年タルラークのため、アリアが料理を振舞う。しかし、彼女の異次元の料理に閉口した英雄マーリンの提案により、「キッチンの英雄」マスターシェフを探すことになる。
- すばらしい食材のあるところに現れるという神出鬼没な彼であったが、あの手この手で手に入れた食材に引き寄せられ、愛車「空飛ぶ屋台」とともに空からダイナミックに登場。
- 英雄の二つ名は伊達ではなく、タルラークがリクエストした「チョコ味のステーキ」
なるゲテモノを美味しく仕上げて見せる。まさに至福、まさに天上の味わいの料理に舌鼓を打つミレシアン達。そんな彼からのささやかな頼みを受け、一行はダンバートンへと向かった。
- ちなみに「チョコ味のステーキ」と聞くとギョッとするかもしれないが、チョコレートの表面を加工し、バーナーで焼くなど低温で溶けないように焦がしてから熱して、食べると内側から暖かいチョコレートが溶け出すという、お菓子は実際に存在する。タルラークがこのお菓子を要求したのであればなかなか舌の肥えた子供である。
- 一方、牛や豚、馬や猪といった動物性たんぱく質のステーキ肉にチョコレート、と聞くと(日本人的な感覚では)やはりギョッとするかもしれないが、現実にステーキのチョコソースがけというのは案外珍しくない。想像し辛いかもしれないが、大抵はチョコレートのベタ甘にチリペッパーやジンジャーのような舌にビリッと来る辛さでバランスを取る。こうすることで最初にホロリとした甘さ、後にジーンとした辛さがやってくる。この後味を次の一口の甘味で上書きして・・・というループに陥る。これは好みの問題なので合わない人は合わないのだが、合う人は病みつきになるのだとか。もしもタルラークがこの料理を要求したとすると、6歳とは思えない味覚を持っている。
…まぁ、実のところそんな訳はなく普通に「大好きなお菓子の味の料理が食べたい」という子供らしい発想というだけだろうが。
- ……というのがThe Drama IRIA2での彼の出番の全てである。
誇張でもなんでもなく、これが全てである。
The Drama IRIA2では、英雄サイドはマーリンとトレジャーハンターしか活躍しておらず、アリア、プロフェッサーJとも、彼同様にストーリーに大して関わっていない。一体英雄とは何だったのだろうか……。
しかし、それを鑑みてもマスターシェフの扱いはあんまりである。
- 彼同様に本名が分からないトレジャーハンターは、本当の名前があったものの、それには隠す理由があったためである。ストーリーの最重要人物の一人でもある彼と比較して、単なるご飯つくりにきたおっちゃんというこの扱いの差は何であろうか……。
- 一説には、The Drama IRIAは以降も物語が続き、その都度クローズアップされる英雄がいるとされていた。確かにThe Drama IRIA2のアリアやプロフェッサーJの扱いを考えればそれも頷ける話ではあったが、現在は室長が交代してしまい、「その後の話」は(少なくとも現時点において、The Drama IRIAというかたちでは)作られていない模様である(断片的な情報だが、全く無関係というわけではない。The Drama IRIAの結末を受けて、という展開にはなっているらしい)。
- よしんば物語の続きがあったとしても、彼の明るい人柄を、全体的に暗いマビノギのストーリーでどのように落とし込むのだろうか。そういう意味では興味が尽きないが、いずれにせよ、今後しばらくは彼の活躍を見ることはなさそうだ。
- ダンバートンのグリニスをハニーと呼び、何かと気にかけたりプレゼントを贈っているらしい。グリニスもまんざらではなさそうで、マビノギでは非常に珍しい熟カップルのようだ。
NPC同士のカップリングが多いことで知られるマビノギにおいては、とかく男女の関係が多い。
そんななか、美男・美女揃いのためなかなか浮いた話の無かったグリニスに春が訪れたといってもいいかもしれない。
- こんなところまでカップリングに熱心なのか、とか言ってはいけない。恋に年齢は関係ないのだ。
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