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スズメバチ

Last-modified: 2016-09-22 (木) 01:09:59

スズメバチ【すずめばち】 Edit

  • ハチ目スズメバチ科の昆虫。見たまま大型のハチである。
    エリンではスカアハの海岸やシルバ森に生息する。
    • アルビ上級には「クモスズメバチ」という、クモなのかスズメバチなのかよくわからないものもいる。
  • 非常に攻撃的であり、ほぼすべての個体が先攻。索敵範囲に入るとかなり短い時間で警戒状態になる。
    ハチのくせしてウィンドミルを持っているというヤッカイなやつ。毒を持っている個体もいたり、種類も多種多様ではあるが、総じて移動速度がやや速く、攻撃力が高く、耐久力も高い。
  • …と、スペックだけなら単なるヤッカイな敵だが、実はフレイマーストンプによって容易に凍結状態にできる。また、タゲの上限が2匹までなので、多数戦に慣れている人は案外与しやすい敵だったりする。2匹以上の敵は攻撃予約の状態になり、順次攻撃態勢へ移行する。
    • この特性を利用して「複数の敵に○○で勝利する」という修練に利用されることが多い。同時攻撃の要求数がやたら多いヒュドラ錬成のトレーニングでお世話になった練成術師は意外と多かったりするのではないだろうか。
  • シルバ森には極地スズメバチという個体が存在しており、倒すと地面にキラキラとした塊を落とすことがある。これを素手状態でクリックするとホワイトハーブが採集できる。このハーブ株は短時間で消えてしまうが、これまでホワイトハーブ採集トレーニングはペットペッカ*1ダンジョンしかなかったため、多くの薬剤師や錬金術師、最近では魔法道具を扱うマジッククラフト職人もちらほら見られる。

余談 Edit

  • 現実のスズメバチも攻撃性が高く、夏になるとスズメバチに刺されたというニュースがちらほら聞かれる。スズメバチに限らず、ハチに刺された際は適切な処置を行わないと、場合によっては生命に関わる重篤な症状に陥ることもある。虫刺されなどと甘く見てはいけない。
  • 余談だが「黒い色に反応して攻撃してくる」と言われるのは、天敵であるクマの毛皮の色に反応して攻撃するように適応した結果であるとされる。アジア人の多くは頭髪が黒であることが多く、意識せずともハチにとっての攻撃色を持ってしまっている。そのため、夏場は黒を避け、白や黄色などの光を反射する色の衣服を身に着けたり*2、帽子をかぶるなどしてなるべく黒を出さないようにするとよい。
  • さらに余談だが、スズメバチの中でも特に危険な「オオスズメバチ」は強靭なアゴと堅牢な外殻を持った最強のハチであり、まれではあるが、人が襲われて命を落とすケースもある。このオオスズメバチは30匹で通常のミツバチ3万匹が住む巣を制圧できるほどの戦闘力を持つ*3。しかし世界で唯一、日本在来種である「ニホンミツバチ(アジアミツバチの一種)」は耐熱温度が48度であることを利用し、このオオスズメバチを取り囲み、蜂球(ほうきゅう)というフォーメーションを作って直接攻撃ではなく熱中死させるという類を見ない習性を持っている。これに捉えられたオオスズメバチは10分ほどで死滅するという。

余談の余談 Edit

  • オオスズメバチはアジア全域にしか生息していない。
    アジアミツバチは気性が穏やかで攻撃性が低く、一方で採集する蜜の量が少ない。しかも繁殖力があまり高くない。そこで日本の養蜂界は西洋種であるセイヨウミツバチの輸入を行った。セイヨウミツバチは活動的で集める蜜の量も多く、繁殖力が高いため、在来種であるアジアミツバチを駆逐してしまうのではないか、と懸念されたという。しかし天敵であるオオスズメバチによって適度に数を減らされているため、生態系のバランスは崩れていない。
  • ちなみにセイヨウミツバチもこのオオスズメバチを取り囲んで窒息死させる対抗手段を持っているらしく、1時間ほどかけて腹部を圧迫死させるそうだ。しかし前述のニホンミツバチに比べると時間がかかりすぎるため被害が大きくなりやすく、失敗して敗死することも少なくない。
    • ヒエラルキー上ではニホンミツバチを駆逐しうる位置にあるセイヨウミツバチに対し、最上位であるオオスズメバチは絶対的な優位を持っている。しかしその最上位のオオスズメバチに対抗しうる手段を持っているのは、セイヨウミツバチに対して下位であるニホンミツバチ、という絶妙の強弱関係になっている。まるでかつてのマビノギの戦闘システムである。

余談の余談の余談 Edit

  • なお、スズメバチはハチの世界だけではなく、昆虫界で最強といって差し支えない戦闘力を有しているが、実はこのスズメバチを脅かす他種族も存在している。というのも、スズメバチの武器は強靭なアゴと強力な毒針であり、言い換えればこの武装が届かない部位……つまり背後からの攻撃に弱いという弱点を持っている。
    • これにはまずカマキリが該当する。マビノギでは登場していないが、草や高い木に潜んで音もなく奇襲するという。カマキリは見た目通り攻撃的で獰猛、肉食のため、鎌で捉えられるものは何でも捕食するという。ちなみにカマキリは翅を持っており短時間の飛行ができるため、空を飛ぶスズメバチに跳びかかって狩るのだそうな。
    • ほかにはオニヤンマ(トンボの一種)もこれに該当する。トンボは幼虫の頃は水中で暮らし、そこでは敵なしの最強の座に君臨している。メダカなどの小型の魚すらもトンボの幼虫の前ではエサにすぎない。そんな彼らが空に出ておとなしくなるはずもなく、スズメバチも狩ってしまうそうだ。マビノギのトンボが先制を持っているのはこうした点を踏まえているのだろう。
    • また、シオヤアブ(塩谷虻)というアブもスズメバチを狩ることがある。シオヤアブは猛烈な速度で獲物に体当たりしながら強靭な口吻で獲物を突き刺し、消化液を流し込んで獲物を体内から溶かし、これを啜って栄養を摂取する。さしものスズメバチも弾丸のような突撃を受けてはたまったものではない。
    • 一応クモ類もスズメバチを捕食することはできるが、基本的に網にかかった獲物はその時点で無力化されているので、別にスズメバチに限ったことではない。
  • しかし、最強の座を脅かすといっても基本的には奇襲を受けて背後を取られない限りスズメバチの優位性は揺るがない。カマキリは奇襲に特化している分だけ固い外殻を持たず、飛行能力も大きく劣る。初手を逃してしまえばそこから押し込むのは難しいだろう。
    オニヤンマは飛行速度は優れているもののスズメバチの機動性には及ばす、強靭なアゴという対等の武器を持つが、スズメバチの必殺の毒針のような切り札がない。速度を活かせる状況に持ち込まなければ苦しい。
    シオヤアブは一撃必殺の突撃が頼みの綱だが、これをかわされた場合機動力や武器ではスズメバチには全く歯がたたない。何しろ相手に対処されてしまえばそのへんのミツバチにすら負けてしまうくらいの戦闘力しかないのだ。
  • このように、基本的に奇襲されないかぎりスズメバチと正面切って戦うことができる昆虫は自然界にはほぼ存在しない。前述したニホンミツバチくらいである。そう考えるとマビノギのスズメバチはこれでもおとなしいほうではないだろうか。





*1 1文字違いだがその違いは天地ほどもある。
*2 そもそも夏場に黒は光を反射しないため暑い。白や黄色はハチが見えない色なのだそうな。
*3 どのくらいヤバいかというと、かつてアメリカでアフリカナイズドミツバチ(通称Killer Bee=殺人蜂。攻撃性が高く、人間の死亡例も多数あることから付けられた異名。)が大発生し、養蜂家が壊滅的ダメージを受けた際にこれらを駆逐するために日本から輸入することを検討されたが、アフリカナイズドミツバチよりもヤバいということで導入が見送られたという逸話がある。生態系を根こそぎ破壊しかねないほど危険なのだ。