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クロウクルアフ

Last-modified: 2017-07-17 (月) 00:51:40

クロウクルアフ【くろうくるあふ】 Edit

Crom Cruach
dragon_g3.jpg

  • 破壊神と畏れられるドラゴン
    二度のモイトゥラ戦争でポウォール側の切り札として暴れ、人類を破滅の危機に陥れたという。
  • その戦力は作中文句なしの最強で、神々もその名を聞いただけで震えあがるほど。
    第一次では女神モリアン石化させ、第二次では神王ヌアザをも倒してのけたと伝えられる。
  • クロウには三日月、クルアフには塚という意味がある。マビノギ内のゴールドドラゴン「墓の三日月」はこれと重なる命名であるが、スタッフには何らかの意図があったのだろうか?
  • 元ネタはアイルランドに伝わる、ミレシアンによって信仰されていた豊穣神。聖パトリックによって信仰を禁じられ、その像は破壊された。この像と同定されている砕かれたメガリスが20世紀初頭に発見されている(Killycluggin Stone)。
    • ポウォールとの繋がりは本来希薄であるが、皆無という訳ではない。古代のアイルランドの信仰においてトゥアハ・デ・ダナンには農業を司どる神は存在せず、ポウォールがこの神性を担当していた。また、ルーの祖父は通常バロールとされるが、クロウクルアフの信仰をもたらしたティゲルンワスであるとされることもある。
    • クロウクルアフと竜を直接結びつける要素は、Killycluggin Stoneにも古文献にも全くない。聖パトリックがアイルランドから蛇を追放したとされること、異教の神像を破壊する事をキリスト教では「竜の頭を砕く」と呼んだこと、聖パトリックがWURRA WURRA(巨大な蛇)と呼ばれる神像を破壊した伝承がある事など、間接的には竜と関連付けることのできる点があり、近代では竜や蛇とみなす文献も現れた。
    • こうした点に目を付けて想像を膨らませたジム・フィッツパトリックは、自身の小説"The Book of Conquests"(1978)においてクロウクルアフをバロールと大胆に関連付け、彼によって呼び出された竜であると設定し、ヌアザなどを殺害したとした。
    • "The Book of Conquests"を「アイルランド来寇の書」の比較的忠実な再話と勘違いした新紀元社の書籍によって、フィッツパトリック独自の設定は「アイルランドの正統な神話」として日本に紹介されることになる。この新紀元社の本は日本に留まらず、韓国でも翻訳された。ブリューナクといい、アイルランド神話に新紀元社が与えた悪影響は大きすぎる。
    • クロウクルアフは現代において完全に忘れ去られた神…という訳ではない。アイルランドでは現在でもこの神に由来した祝祭が行われているし、シュワルツネッガー主演の映画で有名な「英雄コナン」シリーズにおいてコナンが信じている神「クロム」はこの神のことを指している。
  • マビノギ英雄伝の方では杖を持った巨大な悪魔として登場する。伝説において「アイルランド王の偶像」という別名で呼ばれるクロウクロアハは、英雄伝のように人型で顕現する方がふさわしいのかもしれない。外見の他にも伝説から着想を得たとみられる攻撃も行う。英雄伝制作時にデブキャットが改めて神話を再取材し、これを忠実に再現しようと試みたことが伺える。
    「フハハエリンにお前らの居場所は無いはずだ」
G3ネタバレ
G8ネタバレ

外部リンク:WikiPedia.ja:クロウ・クルワッハ